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滋賀レイクスターズ「LOOK UP 2020 FUND」新設 「ウィズコロナ」を乗り越えるために

滋賀レイクスターズ2020-21シーズン初練習時の様子

滋賀レイクスターズ2020-21シーズン初練習時の様子

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスターズは7月20日、「LOOK UP 2020 FUND」の1次募集を開始した。

滋賀レイクスターズ2020-21キャプテンの狩俣昌也選手

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 Bリーグ2020-21シーズンは10月2日に開幕し、全60試合開催されることが発表された。滋賀レイクスターズは3日の島根スサノオマジック戦を皮切りに、ホームゲームを30試合開催するが、新型コロナウイルスの影響でリモートゲーム(無観客試合)や段階的な入場制限が発生する可能性があることから、年間通じて席を確保する「シーズンシート」の販売をしないことを決めた。

 市民チームである滋賀レイクスターズはチケット収入が年間収入に占める割合が大きく、運営に大きな影響を与える。「シーズンシート」の代わりに、入場制限時でも優先的に無料で入場できるなどの特典を付けた「LOOK UP 2020 FUND」の販売を始めた。プランは4種類あり、プランにより席の種類などが変わる。

 通常開催の場合はプランに応じた席が用意され、入場制限時でも優先的に無料で入場できる。リモートゲームとなった場合は応援メッセージ動画による交流やオフィシャル写真のデジタルライブラリー閲覧権を提供する。クラブレイクス(ファンクラブ)の入会も特典に含まれている。

 滋賀レイクスターズの広報担当者は「試合が開催できるのか、お客さまを入れることができるのか分からない状況でシーズンシートの販売はできなかった。試合会場でクラスターを起こしてはいけないので、お客さまの安全を最優先に考え、無理な興行はできない。レイクスを含め滋賀県のほかのスポーツへの支援という趣旨にご賛同いただき、LOOK UP FUNDに支援していただければ、クラブにとって力になる」と話した。

 13日には選手にギフトを贈ることで応援できるスポーツギフティングサービス「エンゲート」にアカウントを開設した。22日からはクラブレイクスの入会受け付けも始まる。広報担当者は「どんなときも選手やクラブの背中を押してくれるのはブースターの皆さまの声援。さまざまな形でレイクスを応援していただければ」と呼び掛ける。

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