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守山のトライアスロンレース募集開始 「全員主役の大会に」

レイクビワ トライアスロンレース過去開催時の様子

レイクビワ トライアスロンレース過去開催時の様子

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 琵琶湖で10月1日に行われるトライアスロンレース「レイクビワ トライアスロン」の参加募集が3月10日19時より始まる。

「全員主役」を目指して選手もスタッフも楽しめる大会に

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 「レイクビワ トライアスロン」は第二なぎさ公園(守山市今浜町)をスタート・ゴールとして守山市を主会場として開催するトライアスロンレースで、今年で3回目。琵琶湖で1.5キロ泳ぎ、守山から近江八幡までの湖岸道路と守山市内73キロを自転車で走行し、第二なぎさ公園から琵琶湖大橋までの湖岸20キロをマラソンする合計94.5キロのレース。個人、もしくは3人までのグループでの参加が可能。

 新型コロナウイルスの影響で世界中のトライアスロンレースが中止となる中、トライアスロンアスリートの田中信行さんが2021年に立ち上げた。田中さんがトライアスロンを始めるきっかけとなったのが1985(昭和60)年~1997(平成9)年に長浜市・彦根市で開催されていた「アイアンマンジャパンレイクビワ」だったことから、琵琶湖で開催することになった。

 田中さんは「比良山系、琵琶湖大橋、沖島が一望でき、景観が美しいことと、琵琶湖が砂浜で遠浅であることから安全に開催できること、さらに琵琶湖岸にホテルがあり、インターナショナルな大会も可能なことから守山市での開催を決めた」と話す。

 2021年、2022年は無観客で開催したが、今年は有観客を予定している。田中さんは「大会コンセプトは『全員主役』。選手だけでなく、開催地の住民、サポート企業、ボランティア、運営スタッフの全員が楽しめる祭りのような大会にしたい」と話す。

 「将来的に世界中から琵琶湖に人が集まる大会にすること」を目標に、今年から海外からの参加者も募集する。ニュージーランドのプロ選手キャメロン・ブラウンさんなど有名なトライアスロン選手も参加する。田中さんは「いずれは1週間のお祭りイベントにしたい」と意気込む。

 「タイムと順位を競う大会だが、全員がそれぞれの目標を持って達成に向けてチャレンジする大会にしたい。全員でゴールを目指し、全員が主役となれる大会を目指す。年齢に関係なく自分にチャレンジするきっかけになれば」と話す。

 守山市地域振興課の西村祐紀さんは「田中さんは地元との対話を大切にしていて、昨年は地元自治会から多くのボランティアが参加した。守山市全体で大会を応援しようという機運が高まっていると感じている。地域活性化にもなれば」と期待する。

 開催日は10月1日。開催時間は6時~15時。定員は個人=700人、グループ=20組。ウェブサイトで申し込みを受け付ける。

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