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「アートクレイシルバー」でアクセサリー製作-守山のカフェでワークショップ

百合の文様は丸みのある金属で擦りピカピカに、イニシャルは荒いブラシで擦りつや消しのように仕上げた

百合の文様は丸みのある金属で擦りピカピカに、イニシャルは荒いブラシで擦りつや消しのように仕上げた

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 2人の作家ユニット「安高製作所」が6月28日・29日、カフェ「ラスティック」(守山市浮気町)で「アートクレイシルバー」のワークショップを開いた。

ワークショップでの工程

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 シルバーアクセサリーを中心に製作を担当する高山さんの指導の下、各日定員5人で行った同ワークショップ。参加者それぞれが考えた好きなデザインを紙に書いてイメージを決める。材料は粘土状のため、ちぎったりくっつけたりして立体的に形作ったり、厚紙で型紙を作り薄く伸ばした材料の上に置きカッターで切り取ったりした。市販の型で抜くだけでなく、ボタンなどの凹凸のあるもので型を取ったり模様として利用したりする方法もある。ラバー状のもので鋳造型を作りそのものの形にすることも可能だ。形が出来上がれば、ドライヤーで水分を飛ばしてから専用の機械で800度の熱を加えて焼き上げてから、磨きをかけてつやを出したり、粗いもので研磨してつや消しにしたりするなど、好みに応じて仕上げることができる。

 「コンセプトは、ずっとお気に入りでいてもらえるもの作り出す事。2人でしか作り出せない物、オンリーワンを作り出す事。一つ一つ心を込めて丁寧に仕上げたい」と高山さん。高山さんは木(柘植)を切り出して作る作品や皮革でかばん・小物の製作も行う。「2人でトータルな提案をする。物作りが好きな2人が『尾賀商店』(近江八幡市永原町中)の町家ギャラリー『咲楽』での展示会の参加をきっかけにユニットを組んで3年ほどになる」という。

 同ギャラリーでは年2回の展示会のほか常時作品も販売している。ワークショップは今年に入ってからの試みで、自宅や出張で教室も開いている。今回の料金はカフェの1ドリンク込みで3,800円。通常は体験コース3,500円(材料費込み)など。問い合わせは高山さん(ブログオーナーメール)まで。

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