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南草津かがやきテラスに和菓子店「心葉」 わらび餅は連日売り切れ

店主の松田伸二さん(右)と店長の松田晃成さん

店主の松田伸二さん(右)と店長の松田晃成さん

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 和菓子店「心葉(こころば)」が「かがやきテラス」(草津市追分南)1階にオープンして2月9日で3カ月がたった。

連日売り切れる「黒本蕨(わらび)餅」

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 階段下にあり、表からは見えづらい立地ながら、地元の客を中心に人気を集め、小豆の皮をむいた「皮むきあん」を本わらび粉で作ったわらび餅で包んだ「黒本蕨(わらび)餅」(2個670円)は午前中で売り切れることもある。店長の松田晃成さんは「お客さんの中には、『黒本わらび餅は飲み物』と言ってくれる人もいるほどの滑らかな口当たりが評価されているのではないか」と話す。

 「和菓子を通じて心がつながるように」と店名と同じ名を付けた「心葉餅」(250円~)は、葉の形の餅で小豆やバニラあんを包んでいる。4月までは餅でイチゴとイチゴクリームあんを包んだ「ふわ餅いちご」(350円)を提供している。

 和菓子の製造を担当しているのは、晃成さんの父で店主の松田伸二さん。伸二さんは和菓子店「叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」で43年間、製造と商品開発、店舗の立ち上げを担当し、定年を機に独立し「心葉」をオープンした。伸二さんは「定年後に自分の店を持って、自分なりの菓子を作りたいと以前から思っていた」と話す。

 あんは長浜市で栽培した姉川大納言小豆を土鍋で炊き、餅は滋賀県産羽二重餅粉を、機械を使わず手で練り上げている。伸二さんは「小さい店であんこを炊くのは労力が要るが、小豆にとっていい炊き方を探して自分なりの方法で炊いている。餅も時間をかけて練り上げ、わらび餅も朝から30分かけて練っている。朝の仕込みに時間がかかるが、材料にも加工方法にもこだわって付加価値を生み出したい」と話す。

 「今後は、昔ながらのスタイルを重視しながらも、現代的なものを採り入れ、和テイストの焼き菓子や、季節性のある和のデザートを提供できれば」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。

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