大津市を舞台にした小説「成瀬は信じた道をいく」のデザインマンホールふたが8月7日、西武百貨店跡地に建設されたマンション、シエリアシティ大津におの浜(大津市におの浜2)に設置された。
小説の出版元の新潮社とシエリアシティ大津におの浜管理組合が大津市に寄贈した。宮島未奈さんの小説「成瀬あかりシリーズ」の第2作「成瀬は信じた道をいく」にちなむデザイン。琵琶湖に差し込む光と水泡を背景に、同作のカバーにも描かれている「びわ湖大津観光大使」の姿をした成瀬あかりを配置している。同マンションの共用開始3周年記念事業として管理組合が企画した。
ふたは、同日16時ごろ設置。「成瀬シリーズ」のファンやマンションの住民が様子を見守っていた。同マンション管理組合理事長の岡村貞之介さんは「膳所駅前の『成瀬は天下を取りにいく』マンホールふたと合わせて巡ることで、この周辺が成瀬の聖地としてさらに盛り上がれば」と期待を寄せる。
宮島さんは「成瀬あかりが中学2年の夏休みに毎日通った西武大津店は、私にとっても家族でよく訪れた思い出の場所。ふたを見た皆さんに、小説と合わせてこの土地の雰囲気を楽しんでもらえたら」と話す。
設置を知り、枚方市(大阪府)から訪れた女性ファンは「『成瀬は信じた道をいく』の文庫本を持ってきたので、マンホールふたと一緒に撮影したい。シリーズは完結してしまったが、成瀬が成長していく続きが読みたい」と話していた。