ウインドサーフィンの世界大会で3位に入賞した大島拓己さんと、アジア大会に出場する大島朱莉さんが9月15日、大津市役所(大津市御陵町)を表敬訪問し、市長の佐藤健司さんと面会した。
拓己さんと朱莉さんはウインドサーフィンをしていた両親の影響で、小学校低学年から近江八幡市を拠点に競技を始め、週末に琵琶湖へ通って練習を続けてきた。現在はそれぞれ異なる種目に取り組みながら、互いに刺激を受けているという。
拓己さんは明治大学ボードセーリング部に所属する大学2年生。4月3日から9日までトルコで開催された「2026 Techno293 & Techno293Plus WORLD CHAMPIONSHIPS」のTechno293Plusオープンクラス男子に出場し、3位となった。
朱莉さんは立命館守山高校3年生。7月3日から10日までスペインで開催された「iQFOiL YOUTH&JUNIOR WORLDCHAMPIONSHIPS」のiQFOiL U19女子に出場し、20位となった。9月29日から愛知県で開催されるアジア競技大会のセーリング競技には、19歳以下の日本代表として出場する。
両選手が後輩たちの目標となり、将来的な後進育成につながる存在となることにも期待を寄せているという 佐藤さんは拓己さんの成果をたたえ、アジア大会に出場する朱莉さんを激励した。
高校1年生のとき以来2回目の世界大会について、拓己さんは「優勝が目標だったため満足ではないが、初日は入賞も厳しい順位だった中で、2日目、3日目に順位を上げて3位に入れたことはよかった」と振り返った。中風域や微風域では力を発揮できた一方、強風域では海外選手との差を感じたという。
一方、朱莉さんは「初日は1桁順位で良い出だしだったが、その後に体調を崩して本来の力を出せなかった」と振り返る。朱莉さんが取り組むiQFOiLは、時速50~60キロほどに達することもあり、風向きや雲の動きなどを読みながらレースを進める。弱風時の走りが課題といい、「海外選手に対抗できる筋力をつけるためのトレーニングに取り組む」と話す。
今後の目標について、拓己さんは全日本選手権個人戦の出場権を獲得したことを報告するとともに同選手権での優勝を目標に掲げた。アジア大会での金メダルを目指し、その先には五輪出場とメダル獲得を目標としているという朱莉さんは「大きな舞台で結果を残すことで、ウインドサーフィンと琵琶湖の魅力を多くの人に伝えたい」と意気込む。