漁師がふなずしの仕込みを教える「現役漁師が教える!びわ湖の恵みを味わう 鮒(ふな)ずし講習会クルーズ」が7月28日、レークウエストヨットクラブ(大津市今堅田1)で開催される。
同企画は2025年に初開催した体験型イベントで、琵琶湖の漁師が講師となり、琵琶湖岸でニゴロブナを飯(いい)に漬け込む体験を提供する。ふなずし作り体験に加え、琵琶湖クルーズや漁業、食文化について学ぶ講座も開く。
ふなずしの仕込み体験で使う魚は琵琶湖固有種のニゴロブナ約2キロで、参加者は専用の漬物たるを使って漬け込み作業を体験する。漬け込んだふなずしのたるは参加者が持ち帰り、半年から1年ほど熟成させると食べ頃を迎える。
滋賀県水産課と現役漁師による講座では、ニゴロブナと琵琶湖の生態系、資源管理や漁業の現状などについて説明する。発酵と地元食材をテーマにしたオリジナル弁当も提供する。その後、約60分の琵琶湖周遊クルーズを行う。
レークウエストヨットクラブを運営する杢兵衛造船所(今堅田1)の仲野智之さんは「今年のテーマは『琵琶湖の恵みと発酵文化を未来へ』。滋賀県を代表する伝統食であるふなずしは、単なる郷土料理ではなく、琵琶湖の自然や漁業、人々の暮らしの知恵が詰まった文化そのもの」と話す。
「ふなずしに興味はあるけれど作ったことがないという人も多いと思う。この講習会は初心者も気軽に参加できる内容。琵琶湖と滋賀の発酵文化や食の魅力に触れてもらえれば。琵琶湖が育んだ伝統文化を体験してほしい」と呼びかける。
開催時間は9時30分~14時。料金は1たる(1人)=2万8,000円、1たる(2人)=3万3,000円。