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音でつながる震災復興支援イベント、フォレオ大津一里山で開催

被災地の写真パネルも展示した会場ではフラダンスも披露された

被災地の写真パネルも展示した会場ではフラダンスも披露された

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 「音でつながる」をテーマに7時間連続して舞台をつなぐ東日本大震災復興支援イベントが3月10日、大津市内のショッピングモール「フォレオ大津一里山」(大津市一里山7)で開催された。

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 催したのはイベント企画運営を行うドリームポケット(甲賀市)。昨年3月中旬、同会場でアマチュア音楽家によるコンサートを行う予定だったが震災により中止になった。

 当時の出演予定者が「何かできないか」と震災から10日後に同会場でチャリティーコンサートを実施したことがきっかけで、今年も同時期の開催が決まった。

 11時から始まったイベントには、県内各地からアマチュア音楽家やパフォーマーなど20組が出演し、それぞれが得意とする演奏と技を披露。会場には買い物客などが訪れ、演奏の傍ら募金活動する子どもたちの求めに応じていた。

 この日、特別参加した立命館大学の「PLUSα」は同大学の音楽サークル有志が結成した東日本復興支援団体。メンバーが被災地で撮影してきた写真50点余りが同会場にパネル展示され、来場者の注目を集めた。

 主催者代表の寺井純子さんは「一人では何もできないが、みんながつながっていけば大きな力になる。一つ一つの出会いを大切にしていきたい」と話す。

 集まった募金3万5,814円は社会福祉協議会を通じて共同募金会へ寄付される。

 今月18日には彦根市内で同様の復興支援イベントを予定。詳しくはドリームポケット寺井さん(TEL 0748-86-2545)まで。

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