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大津で「ダイアログBAR」-「地域の力を生かす」テーマに学生ら参加

後半トピック別ダイアログの模様

後半トピック別ダイアログの模様

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 旧大津公会堂で10月15日、「デザイン」をテーマに、国際的なデザイナーで地域の力を生かすものづくりに力を注ぐNOSIGNER事務所の太刀川英輔さんをゲストに迎えて「ダイアログBAR大津」が開かれた。

ダイアログに参加する西村勇也さん

 主催はミラック。代表理事を務める西村勇也さんは2011年よりソーシャルイノベーションのプラットフォームづくりの取り組みを開始。2008年4月にスタートした同イベントは東京や京都を中心に2000人を超える人が参加している。今年9月から大津で開かれ今回が第2回。「地域の力を生かす」をテーマに4回にわたって毎月開催していく予定。前半はゲストトークからアイデアを得る時間。後半は参加者から募るMY PROJECTを軸に具体的な話し合いの場からアクションを見つけるという2部構成の計3時間。

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 前半では西村さんと太刀川さんとのトークが展開され、「成長し続けていくのでいいプロジェクトほど終わらない」と太刀川さん。「水が不足すると頭が働かない。散歩するといいアイデアが生まれる。どうすればアイデアが生まれるのかを経験的に覚えていくといい」というアドバイスも。

 後半は、6人の希望者からトピックが立てられ、6つのグループに分かれて行われた。トピックは「分かりやすい行政の情報とは」「経済的格差が学力格差につながる現状を改善したい」「Shiga?Ritts(立命館大学)?world」「灯台下暗しとなっている頭をほぐす(地域の活性化)」「父との間をデザインする(結婚を前に)」。1グループ4人で好きなトピックに分かれて行われたダイアログ。始めになぜこのトピックを選んだかを話し、25分ずつ分けてグループを移動しダイアログを行った。

 立命館大学2年生の上浦みなみさんが立てたカンボジアについてのトピックには、西村代表理事も参加。「支援ではなく友だち」から始まったカンボジアのサークルに所属している立命館大学生のトークに耳を傾け、意見を交わし合っていた。「カンボジア料理のカフェを運営しカンボジアを知ってもらう取り組みや滋賀をジャックしAKBの『フォーチュン・クッキー』のダンスでつなぐイベントを草津か南草津で考えている。ダンスの会場をカンボジアにして一日カンボジアにいる気分になってほしい」と上浦さん。トピックを立てた人の話を真剣に聞き一緒に考える参加者の姿勢が見受けられた。「一緒に料理を作ると楽しい」という西村さんの提案に会場を探し始めると、他の参加者が場所や人の紹介も申し出るという場面も。

 ダイアログにも参加した太刀川さんは「ダイアログはデザインに関連しているということが分かった。どんな形がいいか想像することで誰でもデザイナーになれる。こうしたいというものがあれば必ずできる」と最後に総評した。

 西村さんは、ダイアログBARの目的を「地域の人材発掘、何か始めたい人・始めている人が多様な意見の元で相談出来る場・セクターや立場を超えた協力を生み出す場」と言う。サブテーマとして「対話の文化の浸透」とも。滋賀での開催を決めた理由としては「京都と違い滋賀には横のつながりが少ない。滋賀に住みながら地つながりで広げていきたい」と意欲を見せる。

 第3回は11月19日、ゲストは「和える」の矢島里佳さん。第4回は12月17日、ゲストは「場とつながりラボhome’s vi」嘉村賢州さん。参加費は、一般=2,000円、学生=1,000円。店員40人。申し込みはホームページからアクセスして行う。

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