石山寺で源氏物語にちなんだ「秋月祭」-ライトアップで幻想的な演出も

写真=1,500個のヨシあかりなどでライトアップされる石山寺の様子

写真=1,500個のヨシあかりなどでライトアップされる石山寺の様子

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 石山寺(大津市石山寺1)で9月13日~15日、「石山寺秋月祭」が開催される。同祭は、毎年仲秋の名月の時期に行われ、今年は12月14日まで開催中の「源氏物語千年紀in湖都大津」の記念イベントの一環としても開催される。

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 期間中、1,500個のヨシあかりのほか、天然記念物「硅灰石(けいかいせき)」、国宝「多宝塔」がライトアップされる。「夜にしか見られない幻想的な雰囲気になる」と石山観光協会の中易(なかやす)さん。

 本堂では「源氏物語生誕の地・紫式部ゆかりの石山寺」として、日替わりで源氏物語をテーマに奉納演奏が行われる。出演は、9月13日=琴演奏「紫式部」、トランペット奏者・寺島保行さん、同14日=ソプラノ歌手・田島茂代さん、ハープ演奏「フィガロハープアンサンブル」、「Family~おかだ兄弟~」、同15日=源氏物語ひとり芝居「六条御息所」、ギター奏者・山口武さん。

 「世尊院(せそんいん)」「明王院(みょうおういん)」「密蔵院(みつぞういん)」で、開催中の「源氏夢回廊」も夜間特別開催する。「密蔵院」では、ロボットクリエーター・高橋智隆さんが「源氏夢回廊」のために製作したロボット「MURASAKI」が展示されている。15日には高橋さんによるデモンストレーションも行う予定。

 多宝塔前では、和太鼓・二胡・横笛・キーボードで演奏される「天河」などの野外ライブも行われる。中易さんは「今年は、源氏物語の記念イベントとして特別なものになる。源氏物語の世界にどっぷりとつかってほしい」と話す。

 開催時間は18時~21時(最終入山20時30分)。入山料は500円。小雨決行。

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