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守山で藤田伝五について考える会 市民劇団の公演、今村翔吾さんの講演も

滋賀県在住の小説家今村翔吾さん

滋賀県在住の小説家今村翔吾さん

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 明智光秀の家臣・藤田伝五についての講演会「守山歴史探求 藤田伝五に想(おも)いを馳(は)せる」が11月29日、守山市民ホール(守山市三宅町)で開催される。主催は守山観光物産協会。

藤田伝五についての公演をするもりやまふるさと劇団

 市内に住む藤田家当主の藤田泰夫さんは2016(平成28)年に観音寺(守山市水保町)の篠原啓人住職に藤田家の過去帳を作ることを依頼。篠原さんが調べるうちに、藤田家の家系図の中に「藤田行政」の名前を見つける。藤田行政の通称は伝五。明智光秀の家臣で、「明智五宿老」の一人とされているが、前半生の記録が残っておらず、出生については謎とされていた。泰夫さんは「先祖から託されたお墓に葬られているのは誰なのか、という疑問から発見された、私が知らなかった先祖の歴史。興味深い歴史上の人物に出会うことができた」と話す。

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 伝五は「藤田伝吾」としてNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」にも登場している。守山観光物産協会の佐々木晃子さんは「大河ドラマで取り上げられたタイミングで、地元の守山の人により発見されたということとに大きな魅力を感じた。藤田伝五について思いを深めたい」と講演会を企画した。

 講演会は3部構成で、1部は泰夫さんと守山観光物産協会の中塚宗弘会長が「藤田伝五ゆかりの地 守山」について対談する。2部は市民劇団のもりやまふるさと劇団が「戦国のジャスティス~藤田伝五の物語~」を公演。3部は滋賀県在住の小説家今村翔吾さんが「今こそ歴史から学ぶこと」と題して講演会を行う。今村さんは守山市立埋蔵文化財センター(守山市服部町)に勤務経験があり、「じんかん」や「童の神」などの歴史小説を執筆している。

 佐々木さんは「守山市にも歴史上の人物が活躍していた時代があったことを知っていただく機会になれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時30分~13時。参加無料。事前予約が必要。