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守山で「バリアフリー演劇祭」 日本語字幕や手話など鑑賞サポートも

「バリアフリー演劇祭」への来場を呼びかける守山市の市民劇団「もりやまふるさと劇団」の団員

「バリアフリー演劇祭」への来場を呼びかける守山市の市民劇団「もりやまふるさと劇団」の団員

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 手話や日本語字幕、舞台説明などで鑑賞サポートを行う「バリアフリー演劇祭」が1月28日、守山市民ホール小ホール(守山市三宅町)で開催される。

「バリアフリー演劇祭」への来場を呼びかける滋賀県文化芸術振興課の岸場大輔さん

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 障がい者の和太鼓チーム「かか太鼓」の演奏で始まり、障がい者を中心とした演劇グループ「劇団まちプロ一座」の公演「僕はいつも横になっている…だけとは限らないI am not always lying.」と、地元の市民劇団「もりやまふるさと劇団」の公演「戦国のジャスティス~藤田伝五の物語~」を上演する。

 滋賀県が施行した「滋賀県障害者文化芸術活動推進計画」に基づき、障がいの有無にかかわらず誰もが文化芸術活動に親しみ、活躍する環境をつくることを目指して実施している「滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクトSANPOh(さんぽう)」の一環。舞台開演前に、舞台セットや登場人物などについて説明し、劇中のせりふや効果音、音楽などの情報を字幕で伝える「バリアフリー日本語字幕」の掲示や障がいのある人が日常と違う環境で感情が高ぶるなどのパニックになった際に利用できる「カームダウンスペース」の確保など鑑賞サポートを行う。

 もりやまふるさと劇団の川那辺紗名さんは「動きにめりはりを付け、早口にならないように皆さんに見やすくて分かりやすい演技を心がけて練習している。いろいろなお客さんに楽しんでもらえるような舞台にしたい」と意気込む。

 14時開演。入場無料。定員200人。

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