リリース発行企業:宝元紀合同会社

茶色染景

時の器 A Vessel for Time /Curated by Mai Miyake Photography by Satoshi Shigeta
一服の茶から、何がひらかれるだろう。
色があり、器があり、工藝があり、
庭があり、季節があり、
人と人とのあいだに、時間が生まれる。
世界の茶を独自の視点でキュレーションするPOUYUENJIは、茶を飲むことだけでなく、
その背景にある自然や土地、人の営み、そして文化までを、一つの体験として届けてきました。
その京都・東山POUYUENJI KYOTOでは、
この秋から冬にかけて、茶からひらかれる二つの展覧会を開催します。
10月7日からは、染色家・田尾日出郎による「茶色染景」。
11月4日からは、ミヤケマイキュレーションによる「時の器|A Vessel for Time」。
茶から生まれる、色。
茶とともに重なる、時。
二つの景色を、京都・東山でご覧ください。
茶色染景
田尾日出郎
2026年10月7日(水)―11月1日(日)
茶が、色になる。
自然から生まれたものを、
人の手が受け取り、
またひとつの景色へと返していく。
染色家・田尾日出郎は、長年にわたり、草花や樹木、雄大な
自然の風景、そしてモダンな幾何学模様まで、多様なモチーフを
布に描いてきました。着物デザインで培われた優美な曲線と
静謐な直線。素材の個性を見つめ、その色を引き出し、描き、
染める。本展「茶色染景」では、自然の風景を描いた暖簾、
モダンな柄のタペストリー、娘でモデルの香菜子との共同制作
による卓布などをご紹介します。
そして今回、田尾が初めて向き合った染料が「茶」でした。
用いたのは、POUYUENJIのシグネチャーティー
「JIN DA MO|金達摩 生プーアル茶」。
飲むための茶から、色をいただく。
茶から引き出された色は、田尾の手を通して布へと移り、
新たな暖簾としてPOUYUENJI KYOTOに掛けられます。
茶も、染めも、自然から生まれるもの。
そこに人の手が加わり、?
時間が重なり、
ひとつの景色になっていく。
茶の色。
染めの色。
そして、その向こうにある景色。
「茶色染景」と名付けた本展で、田尾日出郎の染色と茶が出会う、
新たな風景をご覧ください。
プロフィール
田尾 日出郎|Hideo Tao
1941年生まれ。栃木県足利市に「染工房がらや」を構える染色家。
青年期より着物デザインを手がけ、1965年から東京都美術館「全日本服飾デザイン大会」に出品。大会賞、通商産業省局長賞、経済産業省繊維局長賞ほか受賞。2008年、伝統工芸士に認定。
草花や樹木、自然の風景からモダンな幾何学模様まで、多様なモチーフを、着物デザインで培った優美な曲線と静謐な直線によって描く。
草木染めや墨染めなど、素材と向き合いながら、デザイン、描画、染色までの全工程を自らの手で行っている。

田尾日出郎

時の器
A Vessel for Time
2026年11月4日(水)―12月24日(木)
キュレーターにミヤケマイ氏をお迎えし、「時の器 A Vassel for Time」と題した展示会を開催いたします。
POUYUENJIは、世界のお茶をキュレーションし、
その土地の文化や背景とともに、新しい茶の愉しみを提案するブランドです。
京都・東山にあるPOUYUENJI KYOTOでは、
一杯のお茶を味わうことにとどまらず、
工藝やアート、食など、さまざまな文化との出会いを通して、
お茶の世界をより自由に感じていただける場所でありたいと考えています。
日本には、長い時間をかけて培われてきたものづくりの技術と、
今を生きる作り手たちの感性があります。
それらをPOUYUENJIの茶とともにご紹介することで、
これまでとは少し違った視点から、
お茶や日本の文化に触れていただけたらと思っています。
中でも、中村友美+ミヤケマイ「玉石混合プロジェクト」は、はじめての試みとなる作品です。つまみにミヤケマイ氏が京都をイメージしてセレクトした石が日々のはじまりに彩りを添えます。
お茶をきっかけに、知らなかったものに出会う。
作り手を知り、その土地を知り、
そこからまた、新しい興味が生まれていく。
POUYUENJI KYOTOが、
そんな出会いが静かに広がっていく場所になればと思っています。

ミヤケマイ(Mai Miyake)本展キュレータ
ミヤケマイ(Mai Miyake)
経歴:美術家。2008年パリ国立高等美術大学校大学院留学。元・京都芸術大学特任教授、
2025年武蔵野美術大学非常勤講師。
主な展覧会・作品:メゾンエルメス「雨奇晴好」(2007年)、金沢21世紀美術館(2018年)、
大阪関西国際芸術祭 EXPO PUBLIC ART《水心》(2025年)など。
ディレクション・企画:スターバックス京都円山公園菊の溪店(2026年)、
HANKYU ART FAIR 2024、京都高島屋S.C.[T8]「THIS IS NATURE」(2023年〜)など。
活動・発表:滋賀県大津市にて「大人の寺小屋余白」主宰。
Art Basel Hong Kongなど各種アートフェア参加。作品集出版多数。

中村友美+ミヤケマイ「玉石混合プロジェクト」*実際とは異なる場合がございます
中村友美(Yumi Nakamura)
略歴:1981年埼玉県生まれ。2005年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。
愛知県常滑市、奈良、東京でアトリエを構え制作。
主な展示:「Utilitarian」(2025年)、「YUMI NAKAMURA EXHIBITION」
(ニューヨーク、台北、トロント他)、「火にかけるうつわ」(2024年)など個展・展示歴多数。
グループ展:「マン・レイのオブジェ 日々是好物」(DIC川村記念美術館/2022年)など。
出版:『Little Kettle』(白船社/2023年)。
収蔵歴:国立工芸館。

?野湧(Yu Uno)
?野湧(Yu Uno)
学歴:2022年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻陶磁器修了。
着目点・手法:やきものの特徴的な材質である「割れ」や「欠け」という脆弱的な要素に
着目し、破損や経年変化を肯定しつつ、他分野の技法を取り入れながら作品を制作。
制作の目標:作品に佇むワレモノとしての情景を「確かにここに存在するが、
いずれ崩落して無くなってしまうかもしれない有限的なもの」として人々と共有すること。
テーマ:文化や美術の歴史における保存の在り方を念頭に、ものの存在やものへの触れかた、
その遺し方について新しい視座を提案する。

森山佐紀(Moriyama Saki)
森山佐紀(Moriyama Saki)
学歴:2015年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 工芸専攻漆工領域修了。
主な展覧会・フェア:個展「鏡の観想」(2025年)、「森山佐紀個展」(2023年)。
「Collect Art Fair」(2025年)、「BIWAKO ビエンナーレ2025」など多数参加。
レジデンス:20th International Artistic Plein-Air Workshop(ポーランド/2026年)。
主な受賞歴:漆工奨学賞(2025年)、TERRADA ART AWARD 2015 優秀賞、
京都市立芸術大学作品展 市長賞・大学院市長賞。 パブリックコレクション:
千島土地株式会社、DMG森精機株式会社、IMO Galeria(ポーランド)。

藤原亜貴子(Akiko Fujiwara)
藤原亜貴子(Akiko Fujiwara)
略歴:1995年大阪府生まれ。ヒコ・みづのジュエリーカレッジ大阪卒業後、
研究生としてINSTコースに進級。在学中に金網細工と出会い、2019年から金網を用いた
ジュエリーを制作。
制作特徴:金網細工の「菊だし」や亀甲模様を取り入れ、多面体(ファセットカット)に
落とし込んだジュエリーや、破損したガラスが再生されていくところを表現した
ジュエリー等を制作。
コンテスト:フレッシュマン・ジュエリー・コンテスト2016 入選。
主な展示・販売:Galerie Marzee International Graduation Show 2018(オランダ)、
資生堂 The Tables 水の章(2019年)、京都ワコール クロスフロンティア展(2020年)等
開催概要
田尾日出郎「茶色染景」
2026年10月7日(水)―11月1日(日)
「時の器|A Vessel for Time」
2026年11月4日(水)―12月24日(木)
TALK EVENT
キュレーター ミヤケマイと紐解く「時の器」
会場:POUYUENJI KYOTO
日時:11月21日(土)11:00/15:00 2回開催
*詳細は、インスタグラムよりご案内いたします
キュレーターミヤケマイ氏を迎え、「時の器」をテーマに二回のトークを開催します。
器とは何か。
時間とは何か。
そして、茶を飲むという短い時間に、私たちは何を受け取っているのか。
一服の茶をともにしながら、作品と工藝、その向こうに流れる時間を紐解きます。
POUYUENJI KYOTO|
八坂の塔にもほど近い、京都・東山。
POUYUENJI KYOTOは、世界各地の茶を独自の視点で選び、茶を通して、自然、土地、人、
文化との出会いを届ける場所です。
台湾から京都へ。
異なる土地で育まれた茶文化が出会い、また新しい時間が生まれる。
空間デザインはトニー・チー、庭は作庭家・北山安夫が手がけました。
庭を眺め、作品に触れ、茶を味わう。
アートを巡る秋の京都で、
一服のための時間を、POUYUENJI KYOTOでお過ごしください。
場所|〒605-0827
京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町374
電話|075-533-8826
公式サイト|https://kyoto.pouyuenji.com/
インスタグラム|@pouyuenji.kyoto

POYUENJI KYOTO
POUYUENJI KYOTO
世界の銘茶を中心に膨大なコレクションとキュレーションを
軸として茶の喜びを世界と分かち合う POUYUENJI は、
「Invented by nature. Nurtured by humanity.―
自然のめぐみ。人のいとなみ。」
の理念のもと、生活におけるお茶の役割を大切に茶文化の伝統
を受け継ぎ、現代の暮らしにアップデートさせる包括的な
ティーライフスタイルブランド。茶の体験を通して五感を
目覚めさせる Inspiration Maker と自らを位置付け、
茶から文化、芸術のグローバルなコミュニティを目指す。
ブランド初のブティックとして、
2024 年6月に京都に POUYUENJI KYOTO をオープン。
URL | https://kyoto.pouyuenji.com
Instagram | https://www.instagram.com/pouyuenji.kyoto/