守山の施設敷地内でイシガメが産卵-8月末の誕生に期待

昨年と同じ場所に穴を掘り産卵したイシガメ。

昨年と同じ場所に穴を掘り産卵したイシガメ。

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 守山市埋蔵文化財センター(守山市)中庭の建物の軒下でカメが産卵し、無事にふ化するのを職員らが見守っている。

産卵後のカメを見送る子ども

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 同センターでは昨年6月7日にもカメが産卵。「今年も来るかもしれないから、準備しておいてやろう」(石田英雄所長)と昨年産んだ場所に砂を敷いて待っていたところ、同12日に1匹のカメがやって来た。カメはイシガメと見られ体長は約20センチ。昨年と同じ場所に穴を掘りじっとしていたところを同日朝8時に発見。その後、産卵を終えた様子のカメは卵の上に砂をかぶせ田んぼの方に帰っていった。

 石田さんは「センターができる以前はこの付近が池だったせいか、ここで産むようになった。昨年はヘビが狙っていたが無事にふ化してほしい」と、産卵場所を人が踏まないように印と柵を設けて見守る。ふ化予定については、「昨年が8月23日だったので、今年も8月下旬には産まれるのでは」とも。

 開館時間は9時~16時。休館日は火曜(祝日を除く)と祝日の翌日。

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