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西川貴教さんと滋賀の和菓子店がコラボ商品 滋賀県産食材を使った「西川餅」

ライブ「VOTE」のオリジナルパッケージ「西川餅」

ライブ「VOTE」のオリジナルパッケージ「西川餅」

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 和菓子店「叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」(大津市大石龍門)が10月1日、滋賀県出身の歌手西川貴教さんのデビュー25周年を記念した「西川餅」の販売を始める。

滋賀県ふるさと大使の西川貴教さん©T.M.Revolution西川貴教

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 西川さんは1996(平成8)年5月、ソロプロジェクト「T.M. Revolution」としてシングル「独裁-monopolize-」でデビューし、今年で25周年を迎えた。2008(平成20)年から滋賀ふるさと観光大使として活動し、2009(平成21)年から烏丸半島(草津市下物町)で音楽イベント「イナズマロックフェス」を開催している。今年は新型コロナウイルスの影響でイナズマロックフェスは中止となり、滋賀県内各地で開催中のライブ「T.M.R. LIVE REVOLUTION'21 -VOTE-」も公演を延期している。

 25周年の記念と、滋賀ふるさと大使として活動する西川さんの「滋賀県にはさまざまないいものがあるのになかなか表に出てこない。紹介したい。滋賀ふるさと観光大使としての使命感」から、地域振興を目的として滋賀県産の食材を使ったコラボ商品の販売を決めた。西川さんは毎年、イナズマロックフェスの収益を滋賀県に寄付しているが、中止となった今年は、「西川餅」の売り上げの一部を滋賀県に寄付する。

 西川さんが叶 匠壽庵のよもぎ餅が好きだということから、「西川餅」は「白」「蓬(よもぎ)」「金胡麻(ごま)」の3種類で、滋賀県産のもち米や、叶 匠壽庵の自社農園で栽培した「伊吹の蓬」などを使っている。「伊吹の蓬」は、伊吹山で栽培されていたヨモギで、いったん生産が途絶えたが、叶 匠壽庵が農地を復活させて栽培し、香り高い新芽の部分だけを摘んで使用している。

 餅のパッケージは叶 匠壽庵が開発した「深絞りフィルム」を採用。ボトムとなるプラスチック製のフィルムを成型し、餅に合わせたへこみを作り、上部のフィルムでシールすることで、餅が硬くならず、手を汚さずに食べることができる。箱は「T.M.R. LIVE REVOLUTION'21 -VOTE-」のオリジナルで、「蓬」と「金胡麻」は、和菓子に合わせて着物を着た西川さんがデザインされている。

 西川さんは「叶 匠壽庵 寿長生(すない)の郷に初めて伺ったのは2019年。ちょうど菓子の素材である梅の実収穫の時季でした。『あ!喉にいい湿度!』というのが最初の印象。その後も色々とご縁がありT.M.Revolutionデビュー25周年記念としてコラボ商品『西川餅』が完成しました。お互いに地方創生を想い、盛り上げて参ります!」(原文ママ)とコメントした。

 商品開発課の松田伸二さんは「滋賀では昔から良質なもち米が取れ、こしがありながらもやわらかい滋賀羽二重もちは素材との相性が良く、小豆やヨモギ、金ゴマとも良く合う。絹のような滑らかな舌触りの商品に仕上がった」と話す。

 価格は1箱5個入りで1,080円。T.M.Revolutionデビュー25周年VOTEオリジナルステッカー付き。滋賀県内の叶 匠壽庵各店などで販売する。「T.M.R. LIVE REVOLUTION'21 -VOTE-」オフィシャルグッズ通信販売サイトでは13日から予約受け付けを始める予定。

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