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滋賀レイクス信州に2連敗 ハミルトン選手「試合勘は戻ってきている」

滋賀に加入したジョーダン・ハミルトン選手

滋賀に加入したジョーダン・ハミルトン選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスが12月17日・18日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で開催された2022-23シーズン第12節で信州ブレイブウォリアーズと対戦した。

けが人の多い中、奮闘する柏倉選手

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 17日は、ポイントガードの選手にけが人が多い中、柏倉哲平選手が3ポイント(P)シュート4本を決め、ゲームハイの16得点と奮起するも、3クオーター(Q)に逆転され、65-72で敗戦。

 18日は1Q終盤、滋賀がシュートを外し、信州がリバウンドを拾い速攻で得点する場面が目立つ。信州の岡田侑大選手に立て続けに得点され、12-28と大きくリードされる。2Q、滋賀のマンツーマンディフェンス(DF)とゾーンDFを繰り返すチェンジングDFが功を奏し、信州の得点を抑えることに成功する。滋賀は星野京介選手が3Pシュートを2本決めるなど攻撃面でもかみ合い、35‐41と信州に迫り、後半へ。

 3Q、星野選手がノーファウルで信州の外国籍選手を止め、ケルヴィン・マーティン選手がディフレクション(ボールに触ってパスの軌道をずらすディフェンス)で信州の攻撃を邪魔するなど、全員で守り、54‐59と僅差に詰め寄る。4Q前半、滋賀のフィールドゴールが決まらない間に信州に得点を重ねられ、10点差まで引き離される。試合終盤、勝負を託されたジョーダン・ハミルトン選手が3Pシュートを立て続けに沈め、8点差まで迫る。しかし、試合時間残り1分10秒、ハミルトン選手が5個目のファウルで退場してしまい、追い上げることができずに69‐83で敗戦した。

 13日に滋賀への加入が発表されたハミルトン選手は、14日のファイティングイーグルス名古屋戦から試合に出場。昨シーズン終了後、7カ月間試合をしていなかったハミルトン選手は「ワークアウトはずっと続けていたが、実際にプレーするのとは違う。試合を通して少しずつ試合勘は戻ってきている」と話した。2020-21シーズンに滋賀に在籍し、1試合平均20.9得点の記録を残したハミルトン選手。17日までにチーム練習は2回のみで、試合形式の練習は一度もしていなかったが、17日13得点4アシスト、18日18得点5アシストと、調子を上げてきている。ハミルトン選手は「もっと勝てると自信を持っている。チームのキープレーヤーがけがで離脱しているが、戻ってきたら今までにないバスケットができるのではないかとわくわくしている」と話す。

 17日15分30秒、18日17分とプレータイムが増えている星野選手は「シーズン最初10試合ほどはプレータイムがなくて、でもいつかチャンスは来ると思っていたので、それまで準備は怠らずにやれることはやろうと思ってやってきた。出場した時は自信を持ってやろうと決めていたので、手応えを感じている」と話した。

 保田コーチからは「エゴを出さずに、ディフェンスがいないオープンな状態なら3Pシュートを打つ」という指示を受けているという星野選手は、17日に1本、18日に2本の3Pシュートを打ち、両日とも100%の確率で決めている。星野選手は「今シュートが入っているからほかのプレーをどうこうしようという状態ではなく、けが人も戻ってくるので、エゴは出さず、チームのバランスを見るプレーヤーになっていきたい。将来的にはボールハンドリングもできるようになりたいが、今はチームのためにできることを率先してやることが大事だと思う」と話した。

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