第21回全国スポーツ・レクリエーション祭「スポレク滋賀2008」の開催が3カ月後に迫り、マスコットの｢キャッフィー｣も終盤となった広報活動に全力を注いでいる。

　同祭典は「びわ湖から　あふれる元気　きらめく笑顔」をスローガンに10月18日～21日、希望が丘（野洲市）をメーン会場に開催される。20歳以上を対象に8,000人以上の選手が参加する国内最大規模の生涯スポーツの祭典。「国民の生涯を通じたスポーツ・レクリエーション活動の振興に資すること」を目的とし、「滋賀の魅力を発掘」「『感動スタジアム滋賀』の発信」「スポレクの真の価値の発見」「滋賀の豊かさへの発展」を目指すことを基本方針に県民みんなで作り上げる祭典としている。

　大会は、各都道府県の代表選手が参加する種目と一定の条件を満たせば誰でも参加できるフリー参加種目で行われる。都道府県代表選手参加種目は、「壮年サッカー」「ソフトバレーボール」「女子ソフトボール」「年齢別ソフトテニス」「年齢別バドミントン」「マスターズ陸上競技」のほか、「グラウンド・ゴルフ」「ゲートボール」「トランポリン」「エアロビック」など18種目、フリー参加種目は「太極拳」「健康マラソン」「3B体操」「フライングディスク」など6種目で計24種目となる。

　マスコットキャラクターの「キャッフィー」は、ビワコオオナマズをモチーフに英名の「キャット・フィッシュ」から名付けられたもので、昨年4月より県内外のさまざまなイベントに参加し広報活動を行ってきた。今月26日には、草津パーキング・エリアで行われる新名神開通イベントに参加する予定で、残り3カ月に全力を注ぐ。

　県広報企画担当の栗田さんは「残り3カ月となり『キャッフィー』とともにスポーツを身近に感じてもらえるようPRしてきた。少しでも興味を持って楽しんでもらえる祭典にすることはもちろん、『スポレク』を通じて生涯スポーツの振興が深まれば」と期待を寄せる。キャッフィーも県内では定着し「多くの方に親しまれている」とも。キャッフィーも自ら「県内では『ひこにゃん』に次ぐ人気となってきた」と自画自賛のコメントを寄せる。

　開催期間は10月18日～21日。総合開会式は18日＝滋賀県希望が丘公園、閉会式は21日＝びわ湖ホールで行われる。

第21回全国スポーツ・レクリエーション祭「スポレク滋賀2008」