守山市民ホール（守山市三宅町）で9月6日、「みとく・しっとく・たべとく、まるっと滋賀県、とくフェスタ」が開催される。企画は日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会。

　第44回滋賀ブロック大会を記念して開く同フェスタ。今年のテーマは「徳の光 集まり輝け～心に徳の灯を燈し 輝き照らせ湖国滋賀～」。劇団そとばこまちによる演劇「アリガトウをみつけよう」の公演がおこなわれるほか、県が推進する地産地消キャンペーン「おいしがうれしがの食ブース」も設けられ県内の食材を使った食やデザートも楽しめる。

　演劇「アリガトウをみつけよう」は同会議所近畿地区協議会において2013年度に行われた「感謝の心プロジェクト～近畿に広げよう「おおきにの『わ』～」事業でつくられた絵本「アリガトウをみつけよう」（作：安田真奈、絵：はりたつお）を題材に制作された。同事業では子ども目線で感謝の心を伝える同絵本を使ってメンバーらが地域の小学校での出前授業などを行ってきた。演劇は子どもたち自身の心の中にある感謝の心を再確認することができる構成となっており、会場では両親や友達に日頃のありがとうの気持ちを伝える「ありがとうカード」を進呈する。

　大会運営委員長の田中彦嗣さんは「演劇ではありがとうの気持ちや感謝の気持ち、自分が思ったことをきちんと口に出して伝えることの大切さを子どもたちにも感じてもらえると思う。お父さんやお母さん、大人の方にもぜひ見ていただきたい。思ったことを素直に口に出すことが家庭や地域、人と人との円満にきっとつながります」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～14時30分。参加無料。演劇は第1公演が10時～10時50分、第2公演が12時～13時20分。問い合わせは守山青年会議所事務局（TEL 077-582-7046）まで。