焼き肉店「焼肉すだく 家族亭守山店」（守山市勝部）が11月7日、オープンした。

近江赤身肉は店内で当日分だけさばいて提供

　運営会社の総合近江牛商社（栗東市綣）は2019（平成31）年1月、守山市に「近江焼肉ホルモンすだく」1号店を開店した。契約牧場から仕入れた近江牛と地元の生産者から購入する近江米を使ったメニューを提供する。家族亭守山店は家族連れの客により特化した店で、近江焼肉ホルモンすだくと合わせて家族亭守山店が全国で42店目、滋賀県内で7店目。これまで県内の店舗は駅前に出店していたが、初めて郊外に出店する。席数はテーブル＝8卓50席。

　焼肉すだく 家族亭は12月にグランドメニューを変更し、近江牛赤身や、ホルモンのサガリ、ツラミ、韓国料理、海鮮料理などを常時提供する予定だが、守山店は他店に先駆けて新しいメニューを導入する。営業管理本部ディレクターの金山大輝さんは「近江牛赤身はA4ランク以上のモモ肉を中心に提供する。さっぱりしていていくらでも食べられる。店内で当日分だけ手切りするので、新鮮な赤身肉を提供できる」と話す。

　「駅前の近江焼肉ホルモンすだく守山店や栗東店は席数が少なく来客数が限られていたが、家族亭守山店は席数も多く、店内面積も広く、より家族連れで利用しやすくなった。今後も郊外型の店舗を増やしていければ」とも。

　店長の山崎（崎はたつさき）楽生（らいく）さんは「家族皆で安心してくつろいで、近江牛を楽しんで味わってもらえれば。祝い事があれば家族で行きたいと思ってもらえる店にしたい」と意気込む。

　7日から30日に来店し飲食した人には「プレミアムカレー」と「牛タンソーセージ」を無料で進呈する。

　営業時間は16時～22時（土曜・日曜・祝日は12時～）。