滋賀県内のクラフトビールのブルワリー8社が出店するイベント「SHIGA CRAFT BEER FESTA（シガ クラフトビアフェスタ）」が9月23日、おごと温泉港 湖岸緑地（大津市苗鹿3）で開催される。

県内のブルワリーが作る生ビールや瓶ビールを提供

　出店するのは滋賀県内でクラフトビールを製造しているブルワリー8社。8社は、長濱浪漫ビール（長浜市）、彦根麦酒（彦根市）、FLORA FERMENTATION（フローラ ファーメンテーション、東近江市）DIAMOND BREWERY（ダイヤモンドブルワリー、近江八幡市）、HINO BREWING（ヒノ ブルーイング、日野町）、びわこいいみちビール（甲賀市）、びわ湖ブルワリー（高島市）、近江麦酒（大津市）。What's The Life Style（ワッツ ザ ライフスタイル）や近江鳥真、ν-BottomHUM（ニューボトムハム）などの地元飲食店のほか、滋賀県漁業組合が琵琶湖の魚料理を提供するブースも出店する。

　イベントを主催する杢兵衛造船所（大津市今堅田1）の仲野智之さんは「滋賀のクラフトビールが8社も集まるイベントは県内で初めて。滋賀県内にこだわって集めた。ブルワリーは県内各地に散らばっているので、一度に飲み比べできるのはなかなかない機会」と話す。

　近江麦酒の山下友大さんは「出店しているので飲めないが、一ビールファンとしては会場で飲み比べたいくらい。それぞれに特徴があるので自分好みのクラフトビールを見つけてもらえれば」と呼びかける。

　今回のイベントは琵琶湖畔のにぎわいを創出することを目的に9月から11月にかけて実施する観光イベント事業「BIWAKO Hack！」の第1弾で、湖岸の公園でクラフトビールイベントをするほか、湖上にデッキを浮かべての湖上カフェや船の上でのヨガなども行う。大津港と堅田港から船も運航する。夜には花火も打ち上げる予定。

　仲野さんは「船で来場できるのがほかのイベントとの大きな違い。琵琶湖のそばにこんな所があったのだと気付いてもらいたい。継続して毎年開催して、雄琴温泉のホテルに宿泊して参加する人が増えれば」と期待を寄せる。

　開催時間は15時～20時。入場無料。額面2,500円のプレミアムチケットをネット販売している。価格は2,000円。200枚限定。8月31日まで。