滋賀レイクスターズは、伊藤大司選手、鹿野洵生（かのじゅんき）選手、荒尾岳選手、紺野ニズベット翔選手との新規契約締結を発表した。

荒尾岳選手（千葉ジェッツ在籍時）

　伊藤大司選手は2010年よりトヨタ（現アルバルク東京）に所属し、キャプテンとして優勝を経験。昨シーズンはレバンガ北海道に期限付き移籍をしていた。ポジションはポイントガード。ショーン・デニスヘッドコーチは「大司は豊富な経験とリーダーシップをもたらしてくれる。以前から取り組んでいた『チームカルチャー（チームの行動規範、チームの特色）』とプロ意識の改善に一役買ってくれるはずだ。試合中、コート上のコーチとして力を発揮してくれるだろう」と期待を寄せる。

　鹿野洵生選手は三遠ネオフェニックスからの移籍。192センチの長身でアウトサイドシュートを得意とするプレーヤー。ポジションはスモールフォワード。デニスヘッドコーチは「彼の加入により、課題であったシュート成功率が上昇する。彼の手足の長さはディフェンス面で効果を発揮し、我々の目指すトランジションゲーム（攻守の切り替えが激しいゲーム）につなげてくれるだろう」と評価。

　荒尾岳選手は千葉ジェッツから移籍した身長198センチ、体重105キロのパワーフォワード。2009年には日本代表に選出されている。デニスヘッドコーチは「荒尾はとてもフィジカルな選手で、チームをインサイドの得点争いに強いチームへと変えてくれるだろう」と評価する。

　紺野ニズベット翔選手はニュージーランド人の父と日本人の母を持つハーフ選手。アメリカのサウスイースト・コミュニティカレッジ出身の20歳。満22歳以下の選手を対象とする特別指定選手契約を締結した。デニスヘッドコーチは「翔は若くて運動能力が極めて高い選手。観客は彼のダンクに魅了されていくだろう。彼はポイントガード、シューティングガード、スモールフォワードまでを守ることができ、ディフェンスからゲームを作る手助けとなるはず」と期待を寄せる。

　滋賀は現在、狩野祐介選手、樋口大倫選手、高橋耕陽選手、佐藤卓磨選手との契約継続を発表している。