もんじゃ焼きやお好み焼きを提供する「月島もんじゃ・お好み焼き どてっぱん石山駅前店」（大津市粟津町）が7月19日、オープンした。

めんたいこ、もち、チーズなどが入った「てっぱんスペシャル」

　「月島もんじゃ・お好み焼き どてっぱん」を運営するうまプロ（東京都）社長の金子真也さんが、幼少期から親しんだ東京下町の「もんじゃ」を世界へ広めたいと考え、2021年11月に神奈川県に1号店をオープン。関東4店、心斎橋に1店出店し、滋賀県は石山駅前店が初。席数は88席。滋賀県への出店は滋賀県出身の役員、松村僚さんの悲願だったという。

　「味にばらつきがないように材料の分量を統一し、どのスタッフでも同じ味を作れるようにしている。オープン間もないが、すでに何回も来店してくれている人もいる」と同店店長の若代梨摩さん。「一番人気があるのは、めんたいこやチーズが入った定番のもんじゃ焼き。私のお薦めは『岩のりクリーム』。だしの利いた生地と岩のりの和の風味とクリームがマッチしている。リピーターも多い」と話す。

　うまプロの木村慎一郎さんは「もんじゃ焼きのおいしさを知ってもらいたい。味のクオリティーを大切にしているので、もんじゃを食べ慣れている人にも『ここのもんじゃはおいしい』と感じてもらえると思う。『うまいで世界を平和にする』をポリシーに広めていきたい」と意気込む。

　若代さんは「関西で一番サービスレベルの高い店を目指している。おいしいのは大前提で、サービスでも満足してもらえるようにスタッフを教育している」と話す。

　営業時間は11時～23時。