大津で「ブルーノ・ムナーリ展」-夢とユーモアにあふれた世界を紹介

ブルーノ・ムナーリ作「ジジ」

ブルーノ・ムナーリ作「ジジ」

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 滋賀県立近代美術館(大津市瀬田南大萱町、TEL 077-543-2111)で5月31日より、「ブルーノ・ムナーリ展 あの手この手」が開催される。開催は、ブルーノ・ムナーリ生誕100年を記念したもの。

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 同氏はイタリアのアーティストで、絵本の制作やグラフィックデザイン、プロダクトデザイン、絵画、彫刻、短編映像などさまざまな分野で活躍。独創的で夢とユーモアのある作品を世に送り出す。また、子どもの造形教育にも深く関わり感性や創造性を刺激して育てることを実践した。

 同展では、生涯取り組んだ「本」の仕事を軸にその多彩な活動を総合的に紹介。初版の書籍を中心に、絵本原画や絵画、彫刻、スケッチ、映像作品、プロダクトデザインなど300点以上の作品で構成される。毎日13時からは美術館サポーターによるギャラリートークも行う。期間中は関連イベントとして「子どものためのワークショップ『絵本をつくろう』」や「たいけんびじゅつかん『カードをつくろう』」(いずれも事前申し込み要)なども予定。

 同館担当者は「子どもから大人まで幅広い年代に来館いただき、夢とユーモアにあふれたムナーリ・ワールドの魅力を体感してもらいたい」と話す。

開館時間は9時30分~17時。月曜休館。7月6日まで。

滋賀県立近代美術館

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