子どもたちが最先端のロボットとふれ合い、体験することができる「ロボットキッズアカデミー2010（未来DOORS）」が現在、「フォレオ大津一里山」（大津市一里山7）で開催されている。

ロボットのダンスショー

　同イベントは、ロボットとのふれ合いを通じ、歴史や科学、モノづくりや最先端技術とのふれ合いによって子どもたちに「未来を想像し、創造する大切さ」（ロボットキッズアカデミー事務局の鹿取啓介さん）を感じてもらう体験学習型のワークショップイベント。今年3月から商業施設などで開催し、今回で6回目となる。

　会場は「つくる」「かんじる」「わかりあう」「しる」の4つのコーナーで構成し、各コンセプトに応じたプログラムを用意する。「つくる」コーナーではアソブロックでロボットアニメを作ったり、紙パイプを切ってロボットを作ったりできるほか、「かんじる」コーナーでは音楽に合わせてリズミカルに踊るロボットダンスショーや「AR（拡張現実）3D絵本」などを体験することができる。そのほか、ペットロボット「AIBO」と遊んだり、ロボットと話しができるコーナーも。9日～11日の3連休では親子連れなど1日平均2,200人が来場した。

　鹿取さんは「ロボットとのふれ合いを楽しみながら学ぶことで、未来に向かって興味のドアを開いてほしい。少しでも多くの子どもたちに参加してもらえれば」と話す。

　開催時間は11時～18時。今月17日まで。最終日の17日には、ロボット授業にも力を入れる立命館小学校ロボット部の国際ロボットコンテスト世界大会に出場したロボットの発表会も行う。