湖南4市の事業者の商品を販売する「びわこなんイイモノ×コレ」が3月16日、近鉄百貨店草津店（草津市渋川）2階プラグスマーケットで始まった。

滋賀モチーフのキャラクターが描かれた「しが愛文具」

　コロナ禍で物産展などのイベントがない中、県内唯一の百貨店に出店することで、守山市と草津市、栗東市、野洲市の湖南4市を盛り上げたいと、湖南地域観光振興協議会が近鉄百貨店草津店と連携して開催した。

　草津市のCOCObeans、野洲市のNOBODAstoreなど目新しい店が出店。栗東市の競走馬ゼッケンを使ったバッグ「steed」のほか、老舗が新たに発売した商品で、淡海陶芸研究所（草津市岡本町）が制作した花器「花珠」、ふくさ屋の清原（守山市古高町）のサブバッグ「coconi×ヘラルボニー」、創業96年の博善社印刷（同播磨田町）の「しが愛文具」などを販売する。

　プラグスマーケット草津店の久岡武さんは「地域の商品をただ並べる物産展ではなく、新しい挑戦が見られる商品に絞って集めた物産展。近鉄百貨店に出店したことのない店がほどんど。知られていないが、おしゃれでいい物が地元にはたくさんある。ここで知ってもらい、実店舗にも足を運んでもらえれば」と話す。

　「日替わりパン屋さん」として、17日＝ボンブエーノボーノ、19日＝さすがにオテアゲ、20日＝麦笑ぼうし、21日＝茶ノ木カフェの4店がパンを販売する。ワークショップも開き、19日＝清原織物、21日＝琵琶湖パールサプライズが実施。19日・20日・21日には地元のゆるキャラが来場する。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時まで）。22日まで。